遠絡療法

驚きの除痛法

身体的疼痛を緩和する新しい治療法です。
長年、数々の病院や整体、カイロなどの治療院に通ってもさほど改善されなかった方でも、不思議にも改善してしまう新しい治療法です。いわゆる東洋医学と西洋医学の融合のような学問でもあります。
痛みに長期間悩まさている方、是非ご相談下さい。

「遠絡」との出会い
それは、さして古くはない昨年の暑い夏の日だった。一通のダイレクトメールが配達されてからのことである。通常なら得体の知れない怪しいメールは読まずにゴ ミ箱行きになるのだが、その時ばかりは「瞬間消痛」という胡散臭くも思えるキャッチコピーが気になった。まがりなりにも麻酔科専門医としては疼痛治療に興 味が湧かないわけがない。通常の疼痛治療は局所麻酔薬を用いた神経ブロックで問題はなかった。しいていえば麻酔薬に起因する作用を熟知していれば殆どの痛 みに関しては問題なく対処できるのである。しかし、局所麻酔薬自体の作用として決して好ましく無い面も持ち合わせている。
新し物好きの私としては、受講し知識を得てきては早速臨床に応用してみた。最初は、こんな治療法で果たして除痛ができるのかと思っていたが、実際に行なっ てみると、こんな方法でなぜ除痛できるのかという驚きに変わっていた。受診者も驚いていたが、彼ら以上に大きく驚嘆しながら施術をする私がいた。益々興味 をもった。そして、最大の利点は薬物を不要とすることだとばかり思っていた。たしかにそれは事実ではあるが、その後の受講を重ね実践を積んでみると従来の 神経ブロック以上のメリットを感じざるを得なかった。すなわち、神経ブロックに比して除痛効果時間が長いこと、さらに神経ブロックでは不得手としていた 「痺れ」の改善。さらには低化した筋力の回復には驚かざるを得なかった。
初学者の私が実施してもかなりの成績を上げ、慢性の痛みに嘆きながらも成すすべがなく諦めていた患者たちの喜びの声を聞くことができるのはこの技術の素晴らしさであるとしか言いようがない。
こ の勉強をすすめるに従って、始めは単なる除痛術と思い間違っていたことが恥ずかしくなってきた。なぜならば、極めて系統だった学問であり従来の西洋あるい は東洋医学をも凌駕しうるものであるからだ。しかし、すべての疾患が治せる等という傲慢な態度は微塵もないのが更に信頼できるのである。この学問を極めれ ば、疾病の概念のみならず、人生観人間観そして宇宙の真理まで得られるかもしれないとさえ思ってくるのが不思議である。
この学問体系が、歴史は浅くまたひとりの医師の頭脳から出来上がってきたことは驚きである。

さて、遅れたがこの治療法は「遠絡」と言う。概念を伝える上では私のような浅学者が述べるべきではないので、創始者である柯尚志先生の著わした一般人向けの本である『痛みとしびれの処方箋』の一節を引用させていただくことにする。

ま た、患者様からの質問に対して私なりに理解している範囲でお答えした内容と、治療後の感想を述べてくださったメールを紹介する。書いてくださった患者様に は、拙いテクニックに付き合ってくださったことと治療の度に症状変化を細かく教えてくださったことが今の私が少しでも治療ができるようになった礎と言える だろう。そして彼らは、同じような悩みを抱えている方達の希望の光となるために寄稿してくださったと思う。

遠絡療法とは? 『痛みとしびれの処方箋』より
「人間は「生命力」「身体」そして「生体の流れ」で構成されています。
生体の流れとは、血液、リンパ液、髄液、内分泌、イオンなどの体液の流れや神経伝達の流れなどを言います。この流れが身体の中をスムーズに循環することで、生命力が活性化され健康が維持されています。
生命を活性化する生体の流れのことを遠絡療法ではライフフローと呼んでいます。このライフフローが阻害されたり滞ったりすることで、病気や痛みが起こるのです。従って、ライフフローの流れを通すことで、瞬間的に「痛み」を解消することさえ可能なのです。
遠絡療法は、痛い患部には触らず、注射もせず、薬も処方しません。痛みの症状から診断した原因部分と相応している治療ライン上の二点の治療ポイントを押圧することで、七〇%の痛みがその場で解消されるという実績をあげています。 遠絡療法は従来の経験や勘に頼るツボ治療法とは異なり、ライフフローという治療ライン、施術ポイントの関係を記号化、数式化した治療理論で成り立っているので、専門の医療従事者の方に難治性疾患、難治性疼痛などの治療にも合理的に活用していただけます。また、その一方、日常のよくある痛みであれば、誰もが家庭において簡単に調整できる手技もあるという応用の広さが特徴です。それは簡単な痛みでも難治性疼痛でも、理論の基本は同じだからです」